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一般社団法人バンビワゴンad+vent活動記録

理事長ブログ

保健所へ行って譲渡猫を貰っても良かったのだが、長男はアレルギー体質なので譲渡されてから「実は長男が猫アレルギーだった」とかだと非常に困る。

一時的に預からせてくれる「トライアル預かり」をさせてくれる保護猫団体さんが都合が良かったからだ。

そしてここまでの過程と行動はまだ嫁さんには内緒だったりする。

答えは明白。

飼うのに反対されるからだ。

だから秘密裏に猫を飼う手筈だけ整えて後出しジャンケンをするつもりの強硬策でもある。

勿論、一悶着あるだろうが乗り越えるべき障壁と勝手に考えて前に進むことにした。

始めて行く譲渡会には猫が15匹前後いた。

長男は猫を触ったこともないのでおっかなびっくりでもあるし、「まだ飼えるかどうかわからない」と過剰な期待をせぬように伝えてあったので、猫に対してちょっと距離を取っていた。

そんな中で長男が気に入ったのは一匹の黒猫だった。

そして取りあえず今回は見るだけにしておく事にした。

いささか嫁に内緒で家に持って帰る事は出来なかったし、長男が猫を飼いたいかどうか判断する為に見に来ただけだからだ。

そして長男は猫を飼いたいと言う。

ならば次のステップは嫁の説得となる。

なので長男には「なんの支度もしていないから、今日は帰ろう。次の譲渡会でこの黒猫が居たら、その時はトライアルで引き取ろう」と言って納得させ、家路についた。

長男との約束を守る為、嫁の説得をするがやはり反対される。

「どうせ面倒見るのは私だから、猫を飼うのは嫌だ」

と言う、至極真っ当なご意見。

はい、そうなるでしょうし、反対意見はございませんが「取り敢えず、取り敢えず、トライアルだけさせてください」と粘り腰の交渉を行う。

エサ代は私が煙草を止めて補填します!(自信はありませんが)

猫のトイレ掃除は長男にやらせます!(途中でやらなくなると思いますが)

猫のご飯は二男坊にやらせます!(最初からやらないかも知れませんが)

と、こんな条件をさも守る様に力説して、何とか「トライアルだけなら」と言う言葉を引き出した。

そんなこんなで二回目の譲渡会に長男と行く。

長男はあの黒猫を引き取る気満々だったが、やはり前回の譲渡会で貰われてしまったとのこと。

残念がる長男を横目に他の猫を物色する。

私が猫を飼う条件は

1 健康な事

2 出来るなら子猫である事

なのだが、この時の譲渡会では子猫が居らず、長男と私の食指が動く猫に出会えなかった訳でまたもや見るだけで帰宅することになった。

三回目の譲渡会。

今度は二男坊も連れて三人で行く事に。

5カ月ほどのクリーム色をした人懐っこい雌猫に長男は心を奪われたので、その猫のトライアルを希望したが可愛らしい子猫であったので希望者が私達を含めて4組。

その4組の中から保護猫団体さんが貰い手を決めると言う。

長男は「家が選ばれるかなぁ」などとドキドキしているようだが、私は内心「小学生の子供がいる家庭は選ばれないだろうな」と既に諦めていた。

そしてやはり選考されなかったので連絡は来なかった。

気を取り直して4回目の譲渡会に行く事にしたが、長男は「最初の黒猫も持って帰れなかったし、クリーム色の猫も選ばれなかった。どうせ家は選ばれないよ」などと弱気で捻くれた様な物言いでブツブツ言っている。

今回は嫁も連れて4人で譲渡会に行く事にしたが嫁も「猫を本当に飼うの?」とやはりブツブツ言っている。

私と二男坊だけが「取り敢えず猫見てから決めればいいよ!」などと無責任極まりない能天気さで強引に話を先に進めて行く。

この辺りはB型の出たとこ勝負だ。

4回目の譲渡会ではロシアンブルーの様な綺麗な子猫が一匹。

シャム猫の様な綺麗な兄弟猫が二匹。

この三匹が人気だった。

嫁はロシアンブルーな猫に、長男はシャム猫の様な猫に心奪われたようだったが、やはり人気らしくこの三匹を選ぶと自動的に選考される様子だった。

私はここでまた選考対象の猫を選べば、選考から漏れてしまう事を二人に告げ「もっと選ばれてない猫にしよう。そうでないとまたトライアル出来ないよ」と告げると長男は少々不満そうだったが、それよりは猫を連れて帰りたい欲求の方が強かったらしく割と素直に私の提案を飲んだ。

だがさりとて他に興味のある猫は居なかったらしく不満げに他の猫を見ていたが、それ以外の猫で私の「丈夫で若い猫」と言う条件に合うのは、しっぽが短くジッと人を見ている愛想のないキジシロの6ケ月の雄猫だけだった。

「コイツならどう?誰にも選ばれてないみたいだし」

すかさず保護猫団体のスタッフさんが説明してくれる。

「この子は慣れると甘えん坊ですよ!大人しくて飼いやすいと思いますし」

フムフム、つまりは慣れるまではこんな感じで愛想がない訳ですな

その説明を受け、長男を見ると「じゃ、コイツで良いよ」と「もう、どうでも良い」みたいなテンション低めで答えたので、このキジシロの猫のトライアルを申請した。

4回目の譲渡会では綺麗な猫が多かったので、キジシロのこの猫は地味に見えたがよく見れば鼻筋が通ってイケメン猫である。

私が昔飼っていた猫もキジシロだったのでこれも何かの縁かも知れない。

と、勝手に思い込んだ。

テンションが低かった長男も嫁もトライアルでキジシロ猫が来る日までワクワクと待ちきれない様子で日々を過ごしていた。

二男坊は猫が来る事さえ忘れていて、日々の夕食の献立と3DSのゲームの事だけで頭が一杯のようだった。

そんな紆余曲折でキジシロは家の飼い猫になった。

これが6ケ月前の話だ。

やっと家族が増えて「やれやれ」と落ち着いた時に事件は起こった。

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